オンランシネマ

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サイドマン スターを輝かせた男たち

シカゴ・ブルースの巨人、マディ・ウォーターズとハウリンウルフ。彼らのエレクトリック・ブルースは、英国のロックの誕生に大きく寄与した。2人を知らぬ人はいないが、そのバックを務めたサイドマンたちの名前を覚えている人がいるだろうか?これはロック界に重大な影響を与えた、真の功労者と言える偉大なサイドメンたちの記録である。

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来る

出演者は、犠牲になる妻夫木聡と黒木華以外は、一見しただけではわからないほどのメイクと役作りである。怖いというより、びっくりする!特にクライマックスの大掛かりな除霊シーンは、日本的でなおかつ怪しい美しさ満開で一見の価値がある!伝統的なホラーとしても、人の暗部をあぶり出す人間ドラマとしても、不十分なドラマではあるが、「あれ」との壮絶な対決は、まさに新種の怪獣映画というジャンルなのではないだろうか?

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魂のゆくえ

真面目に信仰を突き詰めると、テロが回答ではないのか?と深く考えさせられる映画。利益のためには、環境破壊も厭わないエネルギー企業。そこから金を引き出す、メガチャーチ。さらにその傘下で生き長らえている歴史あるカルヴァン派教会。真面目すぎる牧師は、その環境の中で自らの信仰に対しての決着をつけられるのか?

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アースクエイクバード

トンデモ・ミステリー原作をもとに真面目一本やりで(似非)ノワールを目指してしまった作品だが、もしかするとこれは製作したリドリーにとって『ブラック・レイン』と対になる作品なのか……。もしかして、日本はやくざだけじゃなくて「そば屋」や「カメラマン」もヤバいぞ、という“日本ノワール”感の表明なのだろうか!?

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2人のローマ教皇

2013年に就任した第266代ローマ教皇フランシスコと、先代ベネディクト16世、2人のローマ教皇の交流を描いたドラマだが、老名優さすがの名演もあって楽しいコメディとして楽しめる。ユーモアとバランス感覚に長けた脚本は、『博士と彼女のセオリー』『ウィンストン・チャーチル』『ボヘミアン・ラプソディ』と次々に話題作を放っている脚本家アンソニー・マクカーテン。

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